事業作りに挑戦する人たちと共に、
様々な可能性にチャレンジする
YUKI KONDO

バリューインキュベーション
マネージャー
近藤 結生
仕事のやりがい
コンサルタントとしても起業家としてもチャレンジできる環境
私は新卒時に自動車部品メーカーの企画職に配属され、当時はレガシィな産業構造・企業文化の中での商品開発を経験しました。その後、社外のアセットを活用した新規事業創出・アライアンス構築などを経験し、企業の壁・業界の壁を超えることで生まれるビジネスチャンスに魅せられていきました。そして、幅広く新規事業創出に携われるコンサル業界にキャリアチェンジしました。
コンサルタントになった当時は『自分が事業を創ること』と『クライアントの事業創りを支援すること』の境が曖昧だったように思いますが、後者に取り組むうちに前者の実現への道が遠のいていくように感じていました。 その時に出会ったのがイグニション・ポイントです。コンサルタントをしながら、新規事業にチャレンジし、『将来は起業家』という選択肢があるのはとても魅力的でしたし、実際にスタートアップが生まれている事実には説得力がありました。
新規事業に携わりたい、願わくば自らの手で立ち上げたいと思いつつも、実際は自分に何ができるか分かっていませんでしたし、自信もありませんでした。コンサルタントとしてスキルや経験を磨きながら、イグニション・ポイントから生まれた起業家たちの知恵を伝授して頂けるというのは素晴らしい環境だと思い、入社を決めました。
イグニション・ポイントに感じる魅力は今も変わりません。 入社当時は自らの手で事業を創ることにこだわっていましたが、思い出深いプロジェクトを経て、今は誰かを支援して事業が生まれることに喜びを感じています。新規事業にチャレンジしたい気持ちがなくなったわけでもありません。 新しい領域に触れる機会が多い職種だからこそ、キャリアの選択肢があることの魅力は大きいと思います。

候補者へのメッセージ
コミュニケーションを尽くしてWin-Winの事業を創る
私は入社して早々に、ある大手企業とスタートアップとのオープンイノベーションをハンズオン支援するという思い出深いプロジェクトに出会うことができました。これまでは事業が確立された企業間の連携を支援してきましたが、技術も事業も未熟なスタートアップとの連携は経験したことのない難しさがありました。技術も事業も未熟ということは、可能性は未知数でも実際にできることは限定的です。 大企業側は自社に有益となる協業を期待しますが、スタートアップ側は自らの事業を成長させる道を選びます。その結果、折り合うこともあれば、破談することもありました。 そうした起業家の事業への情熱を目の当たりし、スタートアップを応援したいという想いが生まれました。
その後も、ビジネスデューデリジェンスや出資先との協業支援など、スタートアップに関わるプロジェクトに携わっています。 スタートアップの成長において投資家にもパートナーにもなる大企業の存在は大きいと考えていますが、企業文化や価値観の違いからうまくコミュニケーションができていないケースもあります。コンサルタントとして支援する際は、ビジネスデューデリジェンスや協業の構想策定を行うことと同程度に、こうしたコミュニケーションギャップを埋め、相互理解を促進していくことに神経を費やしています。
これは、これまで私が経験した企業間連携とも共通しています。単語の意味の違いから事業方針の違いなど、大小様々な違いをひも解きながら目標達成に向けて侃々諤々議論していく過程は気の休まる暇もありません。 しかし、理解が醸成され、双方にとって価値のある成果が生まれたときは本当にやりがいを感じます。第三者の立場であるからこそ客観性を持って企業の壁・業界の壁を超えることを促し、ビジネスチャンスを具現化する支援ができると思っています。
